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2008年01月21日

仮想の火星(w)「BlueMars」

セカンドライフねたではないですが・・。
仮想の火星(w)「BlueMars」

Avatar Reality社の「Blue Mars」。
Avatar Reality社はスクウェア(現スクウェア・エニックス)にいたメンバーが中心となり,ハワイに設立した会社ということのようですがそのAvatar Realityが昨年発表していた仮想の火星に住むというセカンドライフに似たメタワールドのグラフィックが昨年秋あたりから出始めているようなのですがこれがかなり凄いです。
それもそのはず、今PCゲームでは最高峰のグラフィックといわれる「Crysis」と同じグラフィックエンジン「CryENGINE2」を使用しているとのこと。CryENGINE2は、もともと「Crysis」のために開発されたエンジンだったらしいのですが、ライセンスビジネス化したという事でBlueMarsも使用するようになったということです。
セカンドライフのWindLightもかなりいい線をいっていると個人的には思うのですが、最先端最高峰のグラフィックにはかないません。

居住可能になった火星をCryEngine 2で再現した仮想世界(リンクは4Gamers.net)

セカンドライフもこのくらいのグラフィックでプレイできる日がくるのでしょうか?CryENGINE2がライセンス制となったわけですからセカンドライフでもライセンス料を払えば使用できるわけでぜひ採用してほしいとは思いますが、セカンドライフは一応非力なマシンから最新のマシンまで幅広くプレイ出来るのが住人が多い一つの要素でしょうから、ただ単に最強グラフィックエンジンを載せればいいというわけでもないのでしょうね。

さて、このBlueMarsはセカンドライフと違い誰でも物が作れるわけではないとのこと。Avatar Realityと契約したクリエイターだけが中でのものづくりを許されると。そのほうが粗悪品やコピー品、著作権違反などを管理でき高品質なものが作れてリアル企業の参入もしやすいのではないか、との事。

確かにグラフィックは凄いしセカンドライフの負の部分を踏襲しないようなビジネスモデルを考えているようですが、言うのは簡単なんですよね。
あのガンダムのユニバーサルセンチュリーも最初のぶち上げだけ聞いたら頭の中の妄想が膨らみまくってパンクしそうでしたが、実際出てきたものは・・・言うまでもありません。

仮想世界プラットフォームビジネスってセカンドライフもそうですが「定期的にある程度の収入を確保していく=サーバーを管理・拡大していく」ってところが最大のポイントで、それにはやはり土地商売しかないと思うんですね。
で、土地や住む場所はもらえるけどただ住むだけ(中で消費活動するだけ)ってのがどうも個人的にはピンときません。リンクの記事の中には「SLの中でもの作りしたがっている人は100人中10人」と書いてありますが、例えそうだとしてもRLと同じく「やりたい」と思った時にやれないってのはRLで言ったら社会主義の国です。RLの話ではアメリカの没落、日本の没落から実は社会主義がいいのではないか?などという評論もありますが、私は資本主義社会に住みたいですw。

資本主義か社会主義かはおいておいても、セカンドライフはその辺のバランスがとれていると思います。

でも、このグラフィックはとりあえずやってみたいです!
セカンドライフもCryENGINEを使った有償版ビューワーなど用意してみたらいかがでしょう?



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Posted by エビちゃん at 01:45│Comments(0)プラットフォーム
 
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